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デザイン・印刷 おすすめ本 懐かしグッズ

捨てられない懐かしのデザイン・版下の制作道具たち他

投稿日:2018年11月21日 更新日:

今回は中高年の同業者向けのネタでございます。

事務所のキャビネットに眠っていた懐かしグッズ

事務所の書棚をいじくっていたら、あらっ!懐かしいデザイン・版下制作グッズが出てきました。

この業界に入った頃はまだパソコンは普及しておらず、デザインの制作現場もとっ〜てもアナログな手作業で日々の仕事を行なっておりました(懐)。

というわけで以下、ウチの事務所のキャビネットに眠っていた懐かしグッズたちで〜す!

写研の写植書体見本帳と級数表

まずは、写植の見本帳と級数表。必須でしたよね〜。自分の場合は会社員時代の取引先に写研とモリサワの文字盤をそれぞれ持った写植屋さんがあって(適当に?)使い分けてました。

当時、圧倒的な市場を持っていた写研の見本帳。この青い表紙がノスタルジックですな。

皆んなに大人気だった!?ゴナ書体のページ。当時の私はまだヒヨッコだったんでしょう。よく使う書体にはマーカーが引いてありました(笑)。

地紋もいっぱい載ってましたね。けど、あんまり使った記憶がありません

一応、裏表紙も。もう周知のことですが、この写研というメーカー、書体のデジタル化に乗り遅れて印刷やデザインの表舞台から消えていきました。

そして書体見本帳とセットで欠かせなかったのが「級数表」。写真のとおり、もう変色してフチなんかボロボロです。でも捨てられません、はい(笑)。

今のデザインやDTPソフトにも「級」という単位は残っていますが、若い人たちは「ポイント」を使うことが多いようですね。世代の違いを感じますなぁ〜。ちなみに指定紙や校正紙には「級」ではなく「Q」と書くことが多かったです。

カラーチャートはけっこう高価

次は色指定に必須アイテム、カラーチャート。大日本インキのノーマル?のやつ、パステルカラー専用のやつ、特色チャートの3種を主に使ってました。これももうリングやフチが変色してますな〜、いや〜古い古い(笑)

カラーチャートはけっこう高価だったんで、無くしたりどこかに忘れて来たりすると相当に凹んだものでした。

印画紙をペタペタ。版下の作成道具

写植を焼いた印画紙が出来上がってくると次は台紙に貼り込んで版下作り。
これ「レイアウトシート」っていうんですね。ずっと「台紙」って呼んでました(笑)。まだ何枚か残ってました。

それからカッター台とカッター。リアルにボロです。カッター台はA3必須。カッターはオルファ製(笑)。金属製の長めの定規も必須でした。

次にデザインボンド。「スプレーのり」って呼んでましたな(缶、錆びてるじゃん。よく今日まで残ってたな〜)。

スプレーのりは便利なんですが高価なので、実際にはペーパーセメントを使うことが多かったです。

はみだしたりこぼれた糊を拭き取る「ラバークリーナー」。これは魔法のような道具でした(笑)。使いかけが文具棚に眠ってましたので写真をパチリ(カスが付着していてバッチイです)。

ほかにも、ダーマトとかロットリングとかレタリングシートとか、「ああ、こんなの使ったなぁ〜」といろいろ思い出すんですが、現物がもううちの会社に残っておりませんので諦めます(←何をだ?)。あればこの機会に写真撮っておきたかったのに。

編集作業の必須アイテム

デザインや版下作成道具のほかにも出てきました。
編集やライティングの際によく使ったのがこちら「読売新聞用事用語辞典」。これは便利ですよ。とくに編集作業には必須アイテムです!

国語辞典とは違って、使用頻度の高い語彙が簡潔に説明されているので、現場での使い勝手がとても良いです。

とくに表記について困った時にはずいぶん役に立ちました。

非売品かと思ってましたが、似たようなの(新版?)が売ってるんですね。

印刷のことを必死こいて覚えたときの本

最後に、印刷のことを必死こいて覚えたときの本が残ってました。現場に顔出していろいろ教えてもらおうとしても、現場の人たち、無愛想なんですよ。それに怖い(笑)。まあ、職人気質なんですな。

それでとりあえずちゃんと通じる話だけでもできるようになりたいと思ってこんな本を読み漁ったわけです。

今ではめったに見かけない、ネガフィルムやポジフィルムの特性についてのページ。

網点とかスクリーン線数についてもこれで覚えましたなぁ。

こんな風な基本に忠実な校正記号が使える人、減りましたね。

今では印刷関連の工程はデジタル化が進んで、端折られる工程があったり、現状にそぐわない部分もありますが、これから印刷や編集・デザインの世界に入る人にも絶対に役に立つであろう良書でした(現在は絶版)。

というわけでございまして、今回はおそらく同業の中高年にしか分からないであろう、懐かしのプチ「あるある」ネタでございました。

それではまた!

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