松戸のデザイン会社@ポンコツ社長のブログ

【地域密着20年の信頼と実績】チラシ、パンフレット、会社案内、名刺、デザインや印刷物の作成でお困りの方、お気軽にご相談ください。

デザイン・印刷 おすすめ本 ちょっと思ったこと

現場、学校、本…、最短でデザインの基礎を学ぶ方法

投稿日:2018年10月26日 更新日:

こんにちは。千葉県松戸市の隅っこにある叩き上げのデザイン事務所「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」の前田です。

先日のこと。同業(といってもうちよりずっと大きな商いをしているデザイン会社ね)の人と、過去どうやってグラフィックデザインを勉強してきたか、という話題になりました。

まあ、二人とも「仕事上必要に迫られて独学でなんとか覚えてきた(苦笑)」パターンで、学校に通って系統だったカリキュラムを学んできたわけでない「雑種(良く言えば「叩き上げ」?)」なのでした。

デザイン技術は現場叩き上げで覚える VS 学校で学ぶ?

仕事をしながら現場で覚える(結果的にはこれが一番速いとは思うのですが)というのは一長一短で、パソコンやデザインソフトの使い方をはじめお客様や印刷現場との付き合い方など「実務」を習得するには最も効率的なのですが、「デザイン」を理論的にきちんと学ぶという部分がどうしても弱い(そういう人が多いような気がする)という短所があります。

ところで、現場叩き上げでデザインの現場で働いている人たちは、美大やデザインの学校で学んできた人たちに対してコンプレックスのようなものを持ってたりしないんでしょうか(大きな声では言えないけど自分がそうなんだよね。実は)

デザイン技術=デザイン会社の繁盛?

しかし、美大卒のグラフィックデザイナーを抱えるデザイン会社が繁盛してるかというとまたこれは全然別の話、というのが実社会の面白い?ところ。

ビジネスとしてデザインを世の中に役立つサービスに落とし込んでいくというのは、これとは違った能力や取り組みが必要なんですね。

実際、巷のデザイン会社を見ると、デザイン技術イコール繁盛でないことは確かな現実のような気がします(←お前のところはどうなんだ、というツッコミは置いときます。笑)

昔、デザインの基礎を学んだ記憶に残る一冊

閑話休題。実は本日この記事を書いたのは20年前に独立した前後の頃に購入したこの本のことを思い出したからでして、当時、巷にはソフトの使い方を解説する書籍はワンサカあるものの、もっとシンプルにデザイン技法を学べる(真似できる?)参考書はないのかなあ、と思っていた時に見つけた一冊。

その後もいろんな書籍を購入しましたが、この本のことは今でもよく覚えてるんですよね(翻訳本なのでサンプルは全部英文です)。

書いてあることはしごく当たり前な基本的なデザイン技法なのですが、当時こういう本は珍しかった(と思う)。学校でデザインを学んだことがない自分にはとてもしっくりくる本でした(今では類書がたくさん出てるんですね)。

が、残念ながら既に絶版。

今はカラー刷りで新版が出てるようですね(買ってみようかしら)。

というわけで、弊社では「デザインの基本を勉強してみたい」という方には作成したデザイン制作物を丁寧に理詰めで解説いたします(笑)ので、論理的に印刷物のデザインを作成してみたい!というちょっと風変わりな方がいらっしゃいましたらどうぞお気軽にご相談くださいませ!!

– – – – –

*デザイン制作や印刷物の作成でお困り方はお気軽にご相談ください。

松戸の地域密着デザイン会社「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」
www.office-arena.com







-デザイン・印刷, おすすめ本, ちょっと思ったこと

執筆者:

関連記事

有名になりたい? 無名のままでいい? 渡辺京二著『無名の人生』

ちょっと疲れたり、自分を振り返ってみたいときに読みたい本、渡辺京二の『無名の人生』。著者は人文学系の名著『逝きし世の面影』で有名な人。 「自己顕示」という見せびらかすための人生 タイトルの通り、無名の …

あなたの仕事、ひと言で伝わりますか?

先日の3連休初日は出勤だった、松戸のデザイン会社「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」の前田でございます。 土日月の3連休が多いですね。だんだん月曜日の意味というか存在感が変わってきたようなこないよ …

宴席やパーティーの記念写真の価値を上げる「記念撮影幕」はいかが?

先日、とある企業のOB会での記念撮影に使うための簡易な横断幕を作成しました。 →【制作事例】企業OB会宴席での記念撮影幕のデザイン制作 その後、お客様からそのときの様子を写真で頂戴したので、ここで紹介 …

近頃は本紙で色校正をとるお客様がめっきりいなくなりましたね

何年かぶりの本紙色校正 先日、何年かぶりの本紙での色校正をとりました。近頃は本紙で色校正をとるお客様がめっきりいなくなりましたね。 このときは上品な「深~い紺色」にこだわったので、プリンタ出力のチェッ …

QuarkXPress3.3の思い出話

たぶん40代以上の人にしか分からないかもですが、かつてデザインや印刷の現場では「QuarkXPress(クォーク・エクスプレス)」というレイアウトソフトが使われていました。 QuarkXPress3. …