※この記事は過去に配信したメールマガジン「Good Job!通信」の一部を転載したものです。20120910091856

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インド料理店(神奈川県)
店頭ボードメニュー、
店内メニュー他
リニューアルデザイン
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ある知人を通じてオファーが入りました。

「カレー屋さんのメニューとか店頭ボード一式
リニューアルやらない?」

「ありがとう。よろこんで」

「でも、大丈夫?」

「……?」

訳を尋ねると、どうやらクライアントが外国人であることを
気に掛けているようです。

「店の責任者は外国人。日本語はOK.
ただ、オーナーはインドにいる。
意思決定はすべてインドで行う」とのこと。

「大丈夫だよ」と気安く引き受けた私。

その時には分からなかったのですが、
後に、文化や習慣が異なるクライアントと円滑に仕事を進めるのが
いかに難しいかを知ることになります。

たとえば添付画像は、インド料理のイメージに忠実に
且つ、より親しみやすさや身近さを演出するために
日本のファミリーレストラン的なエッセンスを加えたデザインです。

飲食店のフロントイメージというのは、お客の在店時間にも影響するので、
店の方針との振れ幅を合わせるために、いくつかのデザインを作りました。

ところが、デザインにおいても、配色の調和といった概念など、
まったくといっていいほど彼らと共有することができません。

彼らが美しいと感じる色やデザインは
どう贔屓目に見ても私たち日本人の生理に合わないものばかり。

本国とのタイムラグもあり、決してスムーズとは言い難い仕事でしたが、
しかし、なんとか終えることができたときはホッとしました。

最後に校了した図案は事情で公開できないのですが、
とても貴重な経験をさせてもらいました。

また、同じような案件があればチャレンジしてみたいです。
今度はこの教訓を活かせますから、楽しみです!

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(余談ですが…)
飲食店のメニュー制作などに多いのですが、
印刷物に使用する写真をカメラマンに依頼せずに
ご自身で撮影する方が増えています。
(今回ご紹介した案件もそうでした!)
そこで、撮影のポイント!

手振れ、ピンボケは絶対にNG。
これは後で直すことができません。
面倒くさくても三脚(または一脚)を使うこと、
そして、拡大してピントのチェックは忘れずに行うようにしてくださいね。

あともうひとつ。
写真は「光と影を撮る」ものだと言われています。
光源の方向に注意していただき、
影が強すぎるようならバックライトを当てるなどして
光の状態に目配りできるようになれば、
ワンランク上の写真が撮れるようになります。

でも、やっぱり食べ物の写真は難しいですよね。
私程度の腕では、どんな美味しい肉も「ウ●チ」にしか映りませんから…。

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